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いくら会話術の本を読んでもそれだけで話が上手くならないカンタンな理由

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雑談、交渉、プレゼン。「話すこと」はビジネスや恋愛、広く日常生活において、他人とのコミュニケーションの基本中の基本。会話・対話はほとんどの人に必要不可欠であり、避けられないものです。

だからこそ、できるならもっと上手に話ができるようになりたいと誰もが思っていますし、古今東西巧みな話術を持つ人たちを見て、あの人のように素敵なトーキングスキルを身につけたいと思うのも自然なこと。

何かを習得したいと考えたとき、ついつい勉強という形で本やネットから知識をインプットすることからスタートする人は少なくないでしょう。会話術の書籍を買ったり、kindleで目についた雑談本を購入して、真面目な方ほど本に書かれている内容を頭に入れながらメモしながら、納得しながら一通り読み終える。すると本を読む前より上手く話せそうな気がしてくる。しかし、思いのほか本の効果は出ない。日常で発揮されない。

こんな経験のある方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。

理由は単純な話で、会話は本を読むだけで上手くなるものではなく、話の上手い下手は、形式知よりも暗黙知によるところが大きいからです。

  • 形式知:言葉や図表などで説明できる知識。ex.業務マニュアル、ノウハウ本
  • 暗黙知:言葉や図で説明できないこと。経験や勘により体得するもの。ex.泳ぎ方、自転車の乗り方

コミュニケーションの知識があるのに会話が苦手な人は、いわば寿司職人が美味しいお寿司の握り方の理論だけを学んで満足しているようなもの。車に関する知識は豊富でも運転経験が絶対的に足りないドライバーと同じなのです。

話を会話術を戻すと、本で学んだ会話の技法をもとに、自分なりのコツを掴みつつ練習するステップが必要になります。

でも、ヒトとヒトとの活きたコミュニケーションの中で本に出てきた定型文や決まったパターンがそうそう登場する訳でもない。普段から読み返すことがなければ、実地で充分なプラクティスを経る前に会話本の内容すら忘れてしまうでしょう。結果、振り出しに戻ってしまう。

ここまでひどくはないにせよ、書籍の値段と読む手間以上の対価を取り戻せた方のほうが少ないと思います。

この悪循環を防ぐためには、普段の会話からあなたが改善すべき課題をもう少し絞って設定しておき、よりピンポイントで知識を吸収することが有効です。なぜかというと、普段の生活で見つかる課題こそあなたの弱点を具体的に示したもので、かつ少なくとも、本に出てくる都合の良いパターンよりずっとあなた自身の会話中に登場する回数が多い=試すチャンスが多いことが期待出来るから。急がば回れで、総花的でなく局所的に攻めるべきです。暗黙知は体に覚えさせるようなものですから、尚更下手に手を広げない方が良い。学習→実践でなく、課題→解決の流れで身につけていきます。

小さな心がけに過ぎませんが、会話術のような分野においてはいきなり知識をガバッと吸収するよりは即効性があり、かつ血肉になりやすい方法です。

雑談が続けられないから本を読む、というように漠然とした理由でトークスキルを伸ばそうとしたけど、上手くいかなかったという方は、試してみてください。

注意

本で学習して知識を蓄えることは即効性はないですが、会話の幅を広げる効果は多分に期待できます。いわゆる教養というやつですね。なので気長にやってみたい方からすれば、学習→実践でも効果がない訳ではないことを付記しておきます。

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