就職

やっはり働きたくない?就職後が不安な内定ブルーの新卒に伝えたいこと

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2018年に卒業する学生の約8割が、入社する会社が決まった後に不安や憂鬱を覚える内定ブルーを経験するそうです。

求人情報を扱うアイデムの調査が、ITmediaに掲載されています。

参考 8割が「内定ブルー」経験 18年卒、「就職後が不安」(ITmedia)

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内定ブルーは健全な証拠

ほとんどの学生にとっては正社員としてフルタイムで働くのは人生で初めての経験のはず。

未知の環境に飛び込むのは、どんなことでも不安です。ですから、内定ブルーで就職に対して後ろ向きな気持ちになっても全然おかしなことじゃないですよ。

人間は決めてから迷う生き物

新卒での就職先はともすると自分の人生のほとんどを過ごす会社になるかもしれないわけで、悩むのは当然です。

特に人間は、内定→入社のように決断から実行まで間が空くと、どうしても自分の選択が本当に正しかったのか迷いが生じます。

FOBO

FOBO(Fear of a Better Option)を直訳すると、「もっと良い選択肢への恐れ」

もう決めたはずなのに、いつまで経ってもクヨクヨ悩んでしまう。優柔不断な方なら、一度はこんな経験があるかと思います。

参考自分で決めたことなのに、いつまでも本当にそれでよかったのかと悩んでしまう。「FOBO(良い選択じゃないことを過度に恐れる)」に対する対処法(ガラパイア)

参考記事によれば、決めた後に悩むのは、完璧な選択を過度に求める人によくある現象らしいです。

私も初めて正社員になったとき、本当にそこで働くべきか迷いました。

でも結局は、やってみなきゃわからないんですよ。何か一つでもとことんやってみた方が今後の選択にも役立ちます。

やってみるから次に正しい決断ができる

例えば、大学(高校・専門学校)で4年間やってきた自分と大学に入る前の自分、次にまた入学する大学を選ぶとしたらどちらの方が賢く入学先を選べると思いますか。

ほとんどの方は前者を選ぶはず。曲がりなりにも今の学校で過ごした経験は、それ自体が成功か失敗だったかはさておき、これからの人生の選択をする際の判断材料としては決して無駄ではありません。

転職も同じことです。仕事を変えるにしてもまず働いてみて、そこで得られることを次の選択肢に活かす方が自分なりの判断基準ができているから、正しい選択をしやすいです。

今この場でベストの選択をしたい気持ちもわかりますけど、それが後々の自分にとって本当にベストの選択肢だったかどうかなんてわかりません。

人生はトレードオフ。完璧なベストよりもベターを積み重ね、現状を改善していく方が成功への道程をコントロールしやすいと思います。

コンフォートゾーンの外にチャンスがある

コンフォートゾーンとは、自分が心地よいと感じる場所や、安心して行動できる領域を意味します。

新卒で就職する方にとっては、正社員というポジションはこれまでの自身のコンフォートゾーン外のこと。ゾーン外に出るのはいつだってナーバスです。

「自分は会社に入っても仕事についていけないのではないか」という不安も、まさにコンフォートゾーンを出ようとする際にぶつかる心理的障壁のひとつ。

ゾーン外に出る方法を科学的に解説した本、『ひっこみ思案のあなたが生まれ変わる科学的方法』には、内定ブルーに打ち勝つヒントも多々見つけられます。

ひっこみ思案のあなたが生まれ変わる科学的方法表紙
内向的な人が行動できない5つの原因|ひっこみ思案のあなたが生まれ変わる科学的方法レビュー

どんなに内向的で引っ込み思案な性格の人でも、外向的な行動が求められることがあります。 どんなにシャイで人と話すのが嫌でも、就職の面接は自分で行かなければいけません。無事に就職できても、社内外の最低限の ...

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理論と実践は別物

「経営学は教えられるが経営は教えられない」

現在のパナソニックを1代にして築き上げ、経営の神様と言われた、松下幸之助の言葉です。

机上の経営学と現場での経営が相容れないように、資格や学問として学ぶ法律やマーケティング、会計と、実務との間にも同じことが言えるのではないでしょうか。

現代は何でも情報として可視化されているので、つい実務までわかっているようなつもりになってしまいがち。

でも、身をもって体感しないとわからない事は多いです。仕事の楽しみや苦しさも同じ。

大学で好きだった法律も現場での案件を処理する違いに苦心を強いられるかもしれないし、つまらなかった簿記が生の会社の数字を通して見ると新たな発見と面白味を感じられるかもしれません。

理想と違う仕事をやらされる可能性は高い

面接でどんなに具体的な職務の話をしていたとしても、入社してすぐにその仕事を任される人はごく少数です。

残念ながら、多くの会社ではまだまだ年功序列、終身雇用の風土が残っています。

新人は雑用をやるのが当然。専門外の仕事も引き受けるのが当然。年功序列の特徴は若いうちに損をして、年を取ってベテランになれば楽になること。

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)』では、こうした企業と学生の仕事観の差も若者が早期退職する原因だと解説されています。

若者はなぜ3年で辞めるのか表紙
10年以上前の本『若者はなぜ3年で辞めるのか?』を読んだら今も状況は大して変わってない件

若者はなぜ仕事を短期間で辞めてしまうのか。 未だ方々で議論の的になるこのテーマをわかりやすく解説している本が、『若者はなぜ3年で辞めるのか?~年功序列が奪う日本の未来~ (光文社新書)』です。 著者の ...

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とはいえ、会社の舵取りをするお偉いさんは年功序列で繰り上がった年長者なわけで、嘆いていてもどうしようもないんですよ。

それに、業務外の仕事をするメリットもない訳ではありません。

想像では思いつかない出会いがある

突然ですが、私が行政書士という資格を取ろうと思ったきっかけは、建設会社での勤務経験です。

実際に働く前にも行政書士という資格の存在こそ知ってはいましたが、ネットで調べても官公署への書類作成とかしか書いていなくて、イマイチ具体的なイメージがつかめないまま、既に資格への興味も失っていました。

ほとんどの建設会社は建設業許可を取っています。この許可を取る申請を代理できるのも行政書士の仕事の一つで、他にも決算変更届などの相談で時々行政書士が会社に出入りしていました。

その行政書士の方とやり取りをして、仕事ぶりを見てみてやっと「こんなことをやるんだなー」と業務内容の一部を理解できた経緯があります。

入社する前は建設会社に行政書士が出入りしていることすら知りませんでした。また再び自分が行政書士に興味を持つとも思っていませんでした。

自分の理想とする仕事像からはみ出して、程よくコントロール不能な状態だからこそ出会える物事もあるのです。もしかしたらそこに、あなたの一生の仕事になるような運命の出会いがあるかもしれません。

人生万事塞翁が馬、というとちょっと投げやりかもしれませんけど、一度入ると決めた会社をやめるのは、入ってから考えようくらいでちょうどいいと思います。

かの文豪、夏目漱石も、「自分の仕事を見つけるには何かにぶち当たるまでとことんやってみることだ」みたいなことを講演で言っていました。

周囲の評価に惑わされない個人主義の大切さについては以下の記事にもまとめています。よろしければ、ご一読ください。

夏目漱石肖像
やはり天才?夏目漱石の講演『私の個人主義』からわかる個性と仕事探しの極意

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