転職

企業の人手不足は嘘?慢性的にヤバい会社にありがちなパターンと対策

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日本企業は慢性的な人手不足に苦しんでいるとか。

就活生にとってもここ数年は売り手市場。転職者も含め、求職側優位の状態が続いているとされています。

本当にそうでしょうか。実感できていない人も多いのでは?

「人手不足なんか嘘だべ」と叫びたい方もいるはず。

その違和感の理由から万年人材不足企業の特徴について、この記事で解説します。

企業は採用者を選り好みするもの

なぜ企業にとっての人手不足が続き、求職者はそれを嘘だと感じるのか。

結局、企業が採用する人間を選んでるからです。

本当に人手が足りないの? じゃあ、なんで求人に条件設けてるの?って話。それだけ。

求人に応募する人を入社試験・面接で振るいにかけている時点で、一定の能力以上の人材を欲しているのは確か。

四大卒でも普免でも、採用条件付けといて「弊社は選り好みなんてしてない!」とか言ってたら支離滅裂ですよ。

でも、それは仕方ないとも思います。

僕も総務で人事の仕事をやってたからわかりますけど、一緒に働くんならちょっとでも有能なのを雇いたいのが人情。

それに募集をかけると変な人も結構きます。何も審査せずオールパスはさすがにマズイ。民間営利企業は慈善事業ではないので。

選り好みはします。その選り好みが妥当なレベルかどうかが問題。

カスみたいな給料でスーパーマン募集してる求人とかあるじゃないですか。ああいう身の程を知らない高望みなのか、現状に見合った待遇で人材を募集しているのに人が来ないか。

その答えは、求人を出している会社の状態次第です。

ちゃんと業務拡大しているから自然に人手が足りなくなっている企業もあります。しかし中には、明らかに会社自体に問題がある身から出た錆のケースも。

そこで、ここからは慢性的な人手不足に陥る会社にありがちなパターンを3つ紹介しておきます。

慢性的な人手不足企業のNG例3パターン

NG例1:人の入れ替わりが激しい会社

入社・退社の多い会社は、ブラック企業に典型的なパターン。入社しても長続きする社員が少なく、一部の社員がバリバリ働いて仕事が回っている状態。

人を雇ってどんどん出ていくから募集する。募集しても辞める、の悪循環。これでは慢性的な人手不足もやむなしです。

その上、既存の仕事量を減らそうとせず、キツイまま回転させるから過剰労働のブラック状態も慢性的に持続。しかも、こういうとこに限って給料も仕事量に見合わない。

傍から見ても絶対嫌ですね。ところが現実には、勘違いする経営者が出てきます。

社長「あれ?人減らしてもいけるな。そりゃそうだ、俺なんて創業時は寝食を忘れて働いた。みんな自分を成長させるチャンスなんだ!」

と立場の違いをオール無視。

新入社員をやっとこさ連れてきても、仕事量は減らせず、むしろ負荷をかけるため、人手不足も解決せず。

社員の命を会社のためにフル活用。表面的には上手くいっているようで、社員も生き物。心身はすり減り、退職者は増すばかり。

代わりが利く単純労働ならそれでも良いのかもしれません。でも、今の仕事はどんな業種でも、多かれ少なかれ頭脳労働を含みます。

普段の仕事で人を育てる間もないので、(会社側から見て)逃げ出した根性ナシ(退職者)が持っていた技術やノウハウが在職者に継承されません。

出来るヤツが一人二人と減っていった時、これまでの無理がトラブルとなって可視化されます。

NG例2:古い仕事のやり方にこだわる会社

考え方の古い人間が社内に蔓延ると、仕事が減りません。その結果、仕事量に対して相対的に人手が不足します。

温故知新で古いやり方から学べることもあります。闇雲に新技術に手を出すだけでもダメです。

しかし、効率化して仕事を減らす努力をせず、古い仕事のやり方のままでは、いつまで経っても楽になんかなりません。

FAXが現役。メールの後に電話。書類はすべて紙媒体で保存。意味もなく残業。心当たり無いですか?

ただでさえ他社はしのぎを削って効率化を実践しています。同じ業界で生き残るには、求められる処理能力のハードルは上がります。

同じ仕事のやり方を続けていては、何もしなくても人手が足りなくなって当然です。

上司や先輩社員の口から、「ウチはずっとこのやり方でやってるから」が出たら黄信号。

NG例3:ウソ人手不足の会社

本当は人手が足りているのに常に「人材不足」を謳っている会社もあります。

忙しいフリ、仕事があるフリはジャパニーズ・サラリーマンの得意技。自分も苦しんでるんですよアピールって、日本社会の処世術ですよね。

実は私、これのせいで苦汁を舐めてます。

仕事量とストレスが許容できずに転職した先の会社がこれで、人手不足じゃないのに追加で私を雇ったもんだから、やることがない。

そもそも3人でできる仕事を5人でダラダラやってる感じで、本当は人手不足でも何でもなかったんです。

なのに人手が足りてないフリをして忙しいアピール。

ラクだと思われると他部署のやっかみにあうので、忙しいフリも一つの防衛術ではあるんでしょうけど。ここで新しいことをやらせてもらえる環境なら良いんですが、NG2の古い仕事のやり方とコンボで撃沈。

これでも、嘘でも表向きは慢性的人手不足といえます。

社内ニート希望者には良いですが、常識的に働きたい方にはおすすめしません。実務経験も積みにくいので、キャリア形成にも不向き。

需給で給料が決まらない業界もある

業種によっては慢性的に人手不足になりやすいです。

普通は労働力の市場価値も需給で決まります。「人がいない=給料高くなる」のが自然で、飲食アルバイトはこの例ですね。

この需給に左右されないのが、保育・介護などの業界。共通点は、施設の運営費の多くが補助金で賄われていること。

人材の価格が純粋な市場原理で決定できないところは人を集めにくいです。

単純な給与の多寡だけではく、会社のお金がどのように回っているのかも着目すべきポイントになります。

純粋な営利企業でも利益剰余金をため込んでいる、いわゆる内部留保が多い会社は人件費をケチっている所が多いですね。

仕事を探す側も選んでいる

そもそも最近の求職者は、嫌な仕事は極力やりたくないスタンス。食うために働く人は減ってます。

自己実現とかキャリア形成とか、ワークライフバランスやら何やらを加味した上で慎重に選んでいる。慎重になるのは当然です。履歴書を無駄に汚したらかえって次の採用面接で不利になりますから。

仕事を探す側の目も厳しくなってきている証拠。それだけ企業側にも、そこで働く魅力が求められています。

この現実を認めない上級国民率いる経団連の尽力で主婦層、高齢者、外国人の労働力確保が進んでますけど、根本的な原因は野放しになってるとしか思えません。

高齢者はまだしも、主婦層や外国人関係で新たな労働問題も発生してます。

転職にねらい目の会社は?

今から就職・転職する人が上記の問題ある会社を避けるにはどうしたらよいか。

新卒での就職活動で上手く優良企業に滑り込めれば良いですが、狭き門ですよね。大企業でも今の時代、ピンキリです。

ここからは個人的な意見ですが、中小企業で公に求人募集していない会社から、隠れ優良企業を探すのも有力な選択肢です。

しかし大手の転職求人サイトでカバーできてない企業は、自分で情報を集めるにも限界があります。

転職エージェントを通すかどうかはさておき、専門業種を絞って求人情報を収集しているサイトや、中小に強い求人サイトにも登録してアンテナ貼っておく必要はあるでしょう。

それでも、入社できた企業が100%健全な人材不足企業に該当する訳ではありません。「実はブラックだった」のように、ハズレを引く可能性もあります。

リスクのある方法ではありますが、思わぬ優良企業との出会いもあり得ます。

もし仕事探しに迷ったら、参考にしてみてください。

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