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クリスマスハラスメント(クリハラ)とは?なぜヒトは素直にクリスマスを楽しめなくなったのか。

投稿日:

また新しいハラスメントが登場してしまいました。

その名もクリハラ。音だけ聞くと完全に栗原ですが、クリスマスハラスメントの略称です。

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クリハラとは?

クリスマスに合わせて突如登場した言葉のために正確な意味は定義されていませんが、

①行き過ぎたクリスマスムードへの不快感
②クリスマス時にハラスメントを受けること

を指しているようです。

クリハラは、主にクリスマスに一緒に過ごす恋人や友達のいない「クリぼっち」や、24日25日も仕事をしているなど、理想とされているクリスマスの過ごし方ができない人へのハラスメント(嫌がらせ・いじめ・不快感を与える行動)とされています。

訴えの種類はリア充から非リア充へのマウンティングから、街中で繰り返し流れるクリスマスソングに対するものまで、幅広いです。

同僚に何気なくクリスマスの話を振ったらクリハラ・・・なんてことにもなりかねません。

クリハラに当てはまるかもしれない行動

クリハラもモラハラやセクハラなど他のハラスメント同様、無意識のうちに行ってしまいかねないもの。

典型例として、以下のような話題は注意しましょう。

・クリスマスの予定や過ごし方を聞く
・恋人やパートナーの話をする
・勝手に同情する
・強制的にクリスマスに関するものを押し付ける(イベントへの参加など)

面倒くさいですか?

正直、面倒くさいですよね。

何でもハラスメントって騒ぐ風潮。こんなことまで言い出したらキリないですよ。

結局は一人一人が相手に気を遣えるかどうかですから。普段から無神経なヤツは何やっても不快ですし、普段からぼっちの人はクリスマスじゃなくてもぼっちですよ。(そして、別にボッチ=非リアでもない)

しかし、近頃のニュースを見ていると、クリハラ問題の根っこは個人間以外にもありそうです。

米国人の25%、クリスマスソングを嫌っていた

消費者情報誌「コンシューマー・リポーツ」が2011年に実施した調査では、米国人のほぼ25%がクリスマスシーズンの音楽を嫌っていることが分かったそうです。

クリスマス音楽が嫌われる一因となっているのが、過剰な氾濫(はんらん)だ。クリスマス音楽や装飾が始まる時期は年々早まり、ハロウィーンに近付いている。つまり、クリスマスプレゼントのことを考え始めるずっと前から、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」を長期間聴かされ続けることになる。

引用・参考:クリスマスソングは不快? 長期化と連続、心の健康に影響も(CNN)

日本でも未だクリスマス曲の打線でクリーンアップを打つマライア・キャリーは本場アメリカでも無論現役。

アメリカでも似たような状況になっているんですね。

クリスマスの曲だって、別にクリスマスの前後だけかけるんなら何の問題もないんですよ。

11月からアホみたいにエンドレスリピートするからダメなだけ。

参考記事にもあるように、常に曲を浴び続けることになる小売店やサービス業の方は、それだけで不快になるでしょう。クリスマスソングにのせて世間が押し付けてくる価値観に反発する気持ちがあれば、なおさらです。

クリスマスソングは心の悪影響?

とはいえ、上記の米英に関しても残りの75%は好意的な訳なのだからいいじゃないかとも思えます。

が、専門家までがメンタルヘルス(心の健康)に悪影響を及ぼす可能性があると指摘しているとしたらどうでしょう。

以下引用元の参考記事によると、女性臨床心理学者のリンダ・ブレア氏は英スカイニュースにこう警告したそうです。

「(買い物客の立場である)われわれは(クリスマスソングを聞くことによって)罠(わな)にはまったと感じるかもしれない-それは、われわれに、(クリスマスの)プレゼントを買い、人々を食事でもてなし、お祝いの会を催さねばならないことを思い出させることになります」

引用:クリスマスソングは「心に悪影響」 欧米で警告(ITmedia)

結果、米精神医学会(APA)による米国では国民の61%がクリスマスシーズンにストレスを抱えているというデータまであるそうです。

日本でいえば、クリスマスソングを聞いて自分に彼女(彼氏)がいないことや、ろくにプレゼントを買うお金がないこと、その他嫌なことが思い起こされるという現象にも置き換えられるでしょうか。

数回聴くだけなら単純接触効果でいい思い出に浸れるというのは、記事内でも指摘されている通りです。

ドリカムアレルギーに通ずるもの

音楽のヒトの価値観への影響力はすごいです。ある曲との出会いで人生が変わった、なんて方もいらっしゃるんじゃないかと思います。

そんな威力のあるものを無抵抗の耳からガンガン流し込まれるんですから。人によっては堪えるのも当然です。

異なる価値観への拒絶感という意味合いでは、ドリカムアレルギーに通ずるものがあると感じました。

参考:「ドリカムアレルギー」に共感の声  今になって一気に広まったのはなぜ?(J-CASTニュース)

ドリカムアレルギーとは

人気アーティスト「DREAMS COME TRUE」(通称ドリカム)の曲の世界観に対する拒否感。夢に向かって頑張れ、希望を持て、恋人との美しい物語など、現実離れしたポジティブな世界観への拒絶反応をいう。

しかし、歌の好き嫌いなんてあって当たり前。

何が問題かって、価値観の押し付けです。その背後にあるのが、商業主義。

もっともこの国ではハロウィンの喧騒を見ても、文化を輸入する過程で宗教やその行事の本旨が抜け落ちるのはクリスマスに限った話ではなさそうですが。

特定のイメージを押し付けまくったら誰でも拒絶反応起こします。ドリカムについては、それだけ売れている(皆が知っている)とも言えます。

ある意味ハラスメントは、特定の文化への人気が映し出す影なのでしょうか。

まとめ

イルミネーション

恐らくこの記事をご覧になっているほとんどの方が、子供の頃は、なにも違和感なくクリスマス好きだったはずです。

少数の定番曲にどこへ行っても追いかけられず、あなたの周りの人にあとちょっとだけ相手を思いやる心があれば・・・・・・クリスマスは今だって、私たちがみな思い思いの過ごし方をして、楽しい季節になっていたのかもしれません。

言い忘れましたが、私はクリスマスが嫌いな訳ではないですよ。

どこかから鐘の値が鳴り響く夜。街を彩るイルミネーション。普段は雪の降らない土地に舞い始める粉雪。クリスマスツリーの前で寄り添うカップル。家族にケーキを持って帰る男性。大きな袋を下げたサンタクロースと赤鼻のトナカイ。

誰だって素敵だと思いますよ。どうしてこうなったんでしょうねえ。

さあ、次はバレンタインだ!

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