資格

学歴コンプレックスを克服する方法はあるのか。高卒からFラン・難関大までケース別に解説

投稿日:

 

怒り心頭の女性

第一志望の大学に合格できなかった人や、周囲と比べて学校のレベルが低い人が陥る学歴コンプレックス

生きていく上で物事がすべて思い通りに進む訳ではないし、他人との比較は避けられません。世の中にコンプレックスのない人間なんていないと言ってもいいくらいです。

とはいえ、この学歴コンプ。拗らせてしまうと、かなり厄介です。

下手をすると留年、仮面浪人の失敗、大学中退といった苦境に至ることもあります。それが本意ならまだしも、精神的に吹っ切れないままズルズル自身を不利な状況に追い込んでしまうのは良いこととは言えません。

そうならないためにも、学歴コンプレックスをどう払しょくするか、その方法を考えてみようとおもいます。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

学歴コンプレックスタイプ別の対策

厳しい大学受験を潜り抜けた来た人たちは特に、学歴を重視する傾向があります。

メディアで学歴なしで成功した美談を紹介しておきながら、自分の子供は幼稚園から慶應に行かせるエリートを見るにつけ、いくら綺麗事を述べたところで学歴が一定の価値を持つことは否定できません。

確かに、日本も学歴社会です。しかし、国ぐるみで受験戦争に没頭する韓国や、学歴そのもので能力やステータスが判断されるアメリカほどでもない。

その意味では、まだ日本は学歴による分断が緩い方かなとも思います。

日本のように学歴がすべてと言い切れない国では、学歴コンプレックスの種類によって、学歴を気にすべき人とそうでない人に分かれます。

自分は学歴の見直しが必要なのかどうか、冷静に考えるためは、まず学校を出た後に何をするか決まっているかどうかは重要です。

人生の目標に学歴が必要なケース

目標への道

自分がなりたい職業や将来の夢に対するビジョンが明確な場合です。

例えば、医者になりたいのに医学部に落ちて他の理系学部に行ったケースと、法学部からロースクールに行って弁護士になりたかったけど、同じ大学の経済学部しか受からなかったケース。

この2つの例は似ているようで、微妙に違っています。考えるポイントは、目標への道が一つしかないかどうか。

目標への道は一つだけか?

既に目標が決まっていて、自分の思う理想の大学や専門学校に入れなかった人が考えるべきは、今の学校(学部)で目標を達成することができるかどうかです。

多少時間をかけてでも、現在~未来の制度をしっかり調べましょう。もしかしたら数年後には新たなルートが構築されるかもしれません。

戦略を練る男性

調査を重ねたうえで、事実上無理な場合は、再受験を検討すべきです。

目標へのルートはあるけど、他の学部より達成が難しい・・・といった場合は、安易な再受験はお勧めできません。

先ほど例に出した弁護士と法学部のケース。別にロースクールに入るだけなら法学部以外でも行けますよね。もちろん、いくらロースクールに行っても法学未修者がストレートで合格できる可能性は低いですし、入れる法科大学院も限られるでしょう。

それでも大学を飛び出す前に検討すべき材料は多々あります。

ダブルスクールで法律を勉強した方が費用が浮くのではないか。予備試験からではダメなのか。今の大学でどれだけ法律に関する講義を履修できるか。まず法律を勉強してみないと、向き不向きすらわかりません。

私個人の意見をいえば、物事をやり直すよりは前に進む発想で考えた方がいい気がします。

大人になれば、学歴コンプレックスは年々薄まります。社会に出れば大学名をわざわざ聞かれることなんて一部の業界でしかありません。その学歴がモノを言う場所がどこなのか、自分はそこに行こうとしているのか、そういった情報も、前に進んで行くことでしか得られないのです。少なくてもずっと受験勉強をしていても分かることではありません。

再受験より、今の環境をどう生かすか。このフラストレーションをエネルギーに変える方法はないか。

コンプレックスを正面から潰さずに受け流すのも一つの戦略かなと思います。

もし仮に今回の受験に失敗したとしても、それが未来永劫失敗であり続けるかというと、そうじゃない。将来への自分の働き如何で、今の失敗を未来の成功への一要素に変えることだってできるんです。

よくアスリートが言うじゃないですか。

「あの試合で負けてなかったら、人間としてダメになってた」

「あそこで挫折してなかったら、今の自分はなかった」

失敗ではない。うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ -トーマス・エジソン

今は失敗でも、未来でその失敗が必要だったと胸を張って言えるようになれれば、それでいいんじゃないかと思います。

そのためにも、自分の目標を今の環境から達成できる手段があるのかどうか、それは現実的なのかどうかをじっくり考えてみるべきです。

もっとも、成功率や実現可能性の問題を論じればキリがないです。そもそも確率や可能性が低いから諦める、というのでは決意が弱い気もしますが…。

ロースクール経由の弁護士の例でいえば、以下のような問いを研究してみるべきでしょう。

  • 本当にロースクールを経由すべきか
  • 司法書士、公務員等の他の選択肢では納得できないか
  • かかる費用と年数はどうか
  • 似たような境遇だった先輩、OB等はいないか

目標がない場合は?

五里霧中

人生の目標が見つかっている場合、何かしら将来のビジョンを持っていれば、それを軸に考えれば良いので楽です。

難しいのは「とりあえず進学」した人。将来会社員か公務員になるんだろうな、くらいの動機が浅い人たちですね。

彼らにとって判断基準は大雑把に分けて二つ。

  • 大学の偏差値・ネームバリュー
  • 大卒資格を得られるかどうか

大学の偏差値や難易度、ネームバリューにこだわるパターン

特定の大学名にこだわるのが、学歴コンプレックスで一番多いパターンなんじゃないかと思います。

東大コンプとか早慶コンプって言いますね。

現在では薄れつつあるものの、依然として難関大のブランド力はあります。東大京大はもちろん、早稲田や慶應などの私大は業界によっては派閥もあるそうです。が、以後どんどん薄れていくでしょう。

大学を出るまでは大学のランクが1つ違えば大問題のように感じますけど、一旦就職したら社会人になってからの実績が問われます。むしろいつまでも過去にこだわってる方がダサいですよ。

個々のケースにも拠りけりですが、ある程度のレベルの大学に入ったのなら、たとえ実力不相応と思えて不満でも卒業した方がいいんじゃないかなと思います。周囲のレベルが低いのはデメリットに見えますが、実はチャンスでもある。高偏差値のグループで一番になれなくても、周りがそこそこなら一番を狙えたり。試験を早々に済ませて自分のしたい勉強をしたり。

私が再受験を薦めるとしたら、よほど自分の本当の実力とかけ離れた大学に入学せざるを得なかったときだけです。

あとは教育困難大学と言われるFランク大学しか入れなかった人。Fランの場合は、コンプレックス云々以前に、高い学術知識に触れたい方は再受験か編入するしかないです。大学でまともな教育がなされてないのは、さすがに厳しい。意欲とお金さえあれば地方駅弁に入り直したい所ではあります。

もっとも、受験まで日数があると強気になって、目標の大学レベルを高く設定しがち。自分の実力がわかってない+目標が曖昧なのもよくないです。

何となくても、自分のキャリアプランや学費、その他の事情を鑑みて、動くのは明確なメリットを見出してからでも良いんじゃないでしょうか。

Fランク大学でも自らの目標を見出して前進していれば、他大学で遊んでいる人間より先に行くこともできます。

高卒や専門卒の人で大卒コンプレックスがあるパターン

大学のキャンパス

仮にでも大学に入った人には、迂闊に動かない方向で話を進めてきました。

しかし、最終学歴が高校や専門学校となると話はちょっと変わってきます。

大企業はもちろん、多くの中小企業でも給料規定があって、高卒と大卒で給料額の目安が定められています。もう最初のルールからして給与額が違うんです。専門卒は高卒と大卒の中間くらいのところが多いです。

高卒と大卒では、生涯年収でも5000万以上差が開くのは有名な話。

じゃあ何が何でも大卒資格を得なければならないか、というとそうでもない。

実は入社する会社や働く場所によっては、普通に高卒の人の方が稼いでたりします。

参考「大卒→中小企業」より「高卒→大企業」の方が生涯賃金は2割高い(PresidentOnline)

参考記事は分かりやすい例ですね。基本給の昇給(ベア)とかやってるのって、結局一部の大企業と景気の良い中小だけですよ。一般の中小企業にそんなことする余裕ないです。

つまり、規模が同じくらいの会社に就職するのなら大卒の方が得。大卒で中途半端な会社に行くよりは、高卒で大企業に勤め続ける方が経済的にはお得、ということにはなります。

もっとも、就ける職業や出世のしやすさはまた別の話になります。

四大卒じゃないと取れない資格とか、総合職の採用は大卒に限っている企業は多いです。奨学金等も含めお金の問題も大事ですが、将来どんな仕事がしたいかも充分視野に入れて考えましょう。

中卒と高卒の差は大きい

高卒と専門・大卒の間にも選べる求人や給料の差はありますが、中卒と高卒となるとさらに顕著です。

高卒の方がそれ以上の学歴を目指すかどうかはケースバイケースだと思います。一方、中卒の方は早いうちに高卒資格を取っておくべきでしょう。

いざという時の選択肢の数が違います。また比較的学歴のない人たちが働く業界でも、最近は皆最低でも高校は出ている印象。

高認(高等学校卒業程度認定試験・旧大検)、定時制高校などの選択肢を体力、知力、お金、やる気に余裕のあるうちに検討してみるべきかと思います。

通信制大学の評価は?

一旦社会に出てしまうと学歴関わらず多忙なのが日本社会。

大卒資格を取ろうと思っても、時間やお金の観点から通信制大学で学び直す方も少なくありません。

通信制も紛れもない大学であり、指定のコースを卒業すれば、四大卒の資格・学士号を得られるのは確かです。ただ、世間には通信制と聞くと偏見を持っている人も少なからずいます。年配の上司は要注意。

比較的学歴が注目される職業・業種だと就職に響き、入社後も不利なことがあるかもしれません。

学校の先生、塾講師など学歴との関係が密な仕事は注意が必要でしょう。教える能力には関係ないんですけどね。

一方で、心理学の資格や税理士の受験要件を満たすために特定の単位を取るのなら、通信は打ってつけです。

年を取ってからの学び直し

通信制大学もそうですが、社会人としてある程度働いてから大学に通い直す方もおられます。

政府が出産・育児で退職した女性や定年退職した高齢者の学び直しを支援する動きもあります。

参考「学び直し」推進、5000億円…政府投入へ

支援の条件や対象はわかりませんが、将来的にはアメリカのように様々な年齢・バックグラウンドを持った人々が学ぶようになるのでしょうか。

年齢を経た後の学習は、若い頃と違ってモチベーションが高く、実りが多いものです。

単に大卒資格が欲しいという方もいれば、純粋な知的好奇心から学び直す方もいます。

再受験が学歴コンプを増大させるリスク

学歴コンプレックスを早期に、かつシンプルに解決する方法は、言わずもがな本来入りたかった大学に合格すること。

果敢な再チャレンジは実は諸刃の剣で、失敗したら余計に傷が深くなってしまいます。

二年三年連続で落ちたら、「自分は一体何をやっているんだろう」と沈むのも当たり前ですよ。それも周囲は大学生活を謳歌しているんですから。

それでも立ち向かえるか。

受験生の時ほど専念できる状況ではないでしょうから、よほどの覚悟が必要です。

留学や大学院での学歴ロンダリング

あくまで一般論でいうと、文系学部で大学院まで行ったからといって就職で有利になることはあまりないようです。

費用も時間もかかります。目的がロンダリングのみの進学は個人的にはおすすめしないです。

学歴以外にもやりたいことがあるとか、目標のための必要性がある、どうしてもロンダリングしなければならない場合は目指しても良いかなと思います。

学生の身分だからこそできることに挑戦してみる

専門学生や大学生なら、在学中に学歴の代わりに自分が誇れるものを何か一つでも作っておくと、自信になります。

何に取り組むのも自由ですけど、学生ならではの強みを活かせればベター。受験生ではできないこともたくさんあります。

多種多様なバイトをこなして場数を踏むのも良いですし、大学という学術的な施設を活かしながらガッツリ勉強できるのも学生の特権。

働きだしたら1日数時間も勉強するのはキツいです。

学歴より目標を優先して悔いなき選択を

グローバルな視点

ここまでケース別の学歴コンプレックスの対処法を見てきました。

そもそも論ですが、学歴は結局のところ手段です。そこがゴールじゃない。

極端な話、学問なら大学へ行かずとも独学でできます。Eラーニングも発達して、海外の大学の講義をオンライン受講することもできます。

じゃあ何のために大学に行くのか。

学歴コンプレックスの痛みがすぐに消える訳じゃないです。在学中、就活時、就職後。薄れていくとはいえ、折に触れて思い起こされるでしょう。

でもその痛みを癒すためだけに学歴を追い求めるのは違いますよね。

これから数十年続く自分の人生を見据えて、どうすれば将来の後悔を減らせるかにフォーカスすべきです。

参考アマゾン ジェフ・ベゾスが意思決定に使った「後悔最小化フレームワーク」とは何か

目標が決まっている人もまだの人も、今から自分が何に取り組めば後悔せずに済むか。誰だって、年を取ってから過去にしがみ付く、未練がましい大人になんてなりたくないはず。

5年10年経って、「あの時の学歴コンプの苦しみは自分に必要なものだった」と言えるように頑張りましょう。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

記事を最後まで読んで頂いてありがとうございました。

もしよろしければSNSでシェアしてくださると嬉しいです。

おすすめ記事

1

この記事ではおすすめのオンライン英会話を比較して紹介しています。 私自身、オンライン英会話を活用してTOEICや英検のスピーキングに対応した経験から、受講者のレベルや用途に合わせて各サービスを評価して ...

2

昔は証券会社の窓口に行って口座を開設して、担当者とやり取りして・・・と面倒だった投資も、ネットで簡単にできるようになりました。 資金が少なくても大丈夫。口座さえ開ければ、好きな時に好きなスタイルで株取 ...

bitcoin 3

2018年1月11日から「DMM Bitcoin」の仮想通貨取引がスタート。それに伴い、口座開設ができるようになりました。 このページでは、初めての方でもわかりやすいように、DMMビットコインでも口座 ...

-資格

Copyright© ミセラノーツ - MISCELLANOTES , 2018 All Rights Reserved.